大阪神戸奈良京都のホテルブライダル外食業界専門の転職サイト・ハッピーキャリアのＭです。

日頃より転職サポート業務を行ってると、新しい業界の流れが見えてくることもあります。

そんな中で顕著に表れているのは、ホテルのレストランが合体していくというＷＡＶＥ！

簡単に言うと、今までのホテルには、和食・天ぷら・寿司・鉄板・フレンチ・イタリアン・中華などなど、その料理スタイルに応じて、お店を運営していたのですが・・・・

インバウンド需要の到来により、その上記のお店を合体させてしまい、お客様にとっては、その合体したレストランに入れば、すべての料理が食べれるようになるという新しいモデルとなっています。

私が知る限りでは、ヒューイット甲子園（元ノボテル甲子園）さんが今年の春に、既存のレストランを合体させた「七園」さんをＯＰＥＮ！最近では、あのヒルトンさんもその業態へとモデルチェンジするそうです。

働く側からすれば、特に調理師の方にとっては、未知の勤務スタイルとなってくると思います。だって調理場が一つになるわけですから。これは私のヒアリングでも、調理師の方に聞くとほとんどの方が否定的な意見です。

この流れについて、私が賛否両論を唱えることはできませんが、このモデルは完全にインバウンド需要を目的とした施策であると思います。やはり、ホテルは宿泊がメイン。宿泊は調子が良いと言っても、そこに陰りもあり、すでに宿泊料金設定も値段競争が起きてる中で、宿泊＋夕食＋朝食の料金を設定し行く中で、ホテルの直営レストランだからと言って、レストラン一人単価10000円を狙っていては、宿泊料金がＵＰしていきます。さらに一つのレストラン、一つの厨房にすることで、人件費の削減にも大きな成果を出すことができます。

あっ！ここまで書いてて申し訳ないのですが、これ以上は個人的感想が入るので、このオフィシャルの場では避けさせていただきますが、今後のこの流れの中で、文句を言ってる場合ではありません。

今後、調理師の方や、サービススタッフの方も働き方を変えていく必要性があると思います。

どんなカタチになろうとも、働く業界人たちが自分の仕事にプライドを持てて且つその仕事でお客様が今まで以上に満足していただけるのであれば、それ以上の形はありません。

そんなサポートを裏方からではありますが、ハッピーキャリアではサポート出来ればと強く願います。

どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。