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HAPPY CAREER BLOG / 2022年09月05日

ホテル業界からホテル業界への転職を成功させるポイント

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、国内旅行者・外国人観光客ともに宿泊需要が低下し、ホテル業界は大きな打撃を受けました。

 

先行きが不透明な状況の中で、現職のホテル業から離れて転職を検討する方も多いのではないでしょうか。

 

本記事では、ホテル業界からホテル業界に転職を考える経験者に向けて、今後のホテル業界の見通し、そして転職を成功させるポイントについて解説します。

 

 

 

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コロナ禍でホテル業界が受けた打撃

 

 

観光庁の調査によると、2020年の訪日外国人旅行者数は、対前年比マイナス87.1%の412万人に減少しました。日本人国内宿泊旅行の消費額も2019年の17.2兆円から7.8兆円へと約2分の1まで減少しました。

 

これらの影響を受けて、2020年には全国で118件の宿泊業が倒産しています。

 

参考:観光庁「観光を取り巻く 現状及び課題等について」

 

 

コロナの影響が少なかったホテルのタイプ

しかし、すべてのホテルが大きな影響を受けたわけではなく、ホテルのタイプ別にみれば、コロナの影響が少なかったタイプも存在します。

 

 

 

大都市特化型のホテル

 

宿泊需要減少により大きく影響を受けたホテルタイプです。

 

しかし、ターゲットを見直してテレワークに関連したプランや設備を整えることで、新しい需要を取り込み活路を見出しています。

 

ただし、同様のプランを提供するホテルが増えたことで価格競争に巻き込まれているホテルもあります。

 

 

地方宿泊特化型のホテル

 

新型コロナウイルス感染拡大以前においても、訪日外国人旅行者の割合自体が低いため、比較的少なかったホテルタイプです。

 

出張や研修・工事などの長期宿泊を目的とした企業ニーズに底支えされており、これから伝統行事やイベントの再開を受けて、集客に期待する事業者も多いようです。

 

 

 

リゾートホテル

 

立地エリア次第で異なりますが、コロナ禍でも一定の需要があるため、比較的少なかったホテルタイプです。

 

ただし、リゾートホテル周辺は働く人材が少ないこともあり、コロナ禍の規模縮小で従業員を減らしたホテルは、これからの需要回復に向けて従業員採用の面で苦労しています。

 

 

 

シティホテル

 

宿泊需要の減少と宴会などの飲食需要の減少により大きく影響を受けたホテルタイプです。

 

従業員を減らしたホテルも多く、稼働が感染拡大前に戻った際の従業員確保が懸念されています。

 

 

回復期を見据えて経験者人材の需要増

各ホテルはアフターコロナの需要回復を見据え、人材確保に向けて動き出しています。

 

ただし、まだまだ厳しい状況が続く中で、ホテル側は未経験者を育成するほどの余裕はありません。

 

感染拡大が収まり、国内および外国人旅行客が増え始めた際に、求められるのは即戦力人材です。

 

これからの時代は、ホテル同士で即戦力人材を取り合う状況となるため、魅力的な職場づくりのために高い給与や福利厚生の充実を実施するホテルが増えると予想されます。

 

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コロナによる営業不振以外でホテルを辞める理由

 

あなたがホテルを辞める理由は、コロナウイルス感染拡大の影響だけとは言い切れないかもしれません。

 

厚生労働省の調査によると、コロナウイルス感染拡大以前から宿泊業の離職率は2.5%から3%の間を推移しており、全業種平均の1.8%を大きく上回っています。

 

ホテル業界は以前から職場環境が悪いとされており、転職を考える理由は様々あります。

 

 

労働時間が長く、疲れがたまる

ホテルは、24時間ずっと営業しているため、朝から夜まで働くことが多い職場です。

 

夜勤などの不規則な勤務が続き、疲れが取れず体調不良に陥ることもあります。

 

 

 

体力が持たず体調を崩す

フロント業務などの立ち仕事や、ベッドメイク・調理などの肉体労働を続けると体力が持たず、つらく感じてしまうこともあります。

 

年間休日が少ない職場では、休日のリフレッシュができず、体力の限界を感じて転職する方も多いようです。

 

 

クレーム対応が辛い

ホテルの仕事は高い接客レベルが求められるため、ちょっとしたミスもクレームにつながります。

 

こちらに非がなくても謝らなければならない場面も多く、精神的に疲れて退職する方も多いようです。

 

 

プライベートな時間が少ない

ホテルの仕事は基本的に土日祝日は出勤し、連休はなかなか取れません。

 

家族や友人と休みを合わせることが難しいため、プライベートな時間を求めて転職する方も多いようです。

 

 

頑張っても給与が安い

ホテル業は、仕事量の多さに比べて給料が安い仕事です。

 

管理職にもなれば給料は高いですが、人事評価がしっかりしていない企業であれば、いくら頑張っても評価されず出世できない状況が続きます。

 

 

 

ホテル業界の年収事情

 

求人ボックスの給料ナビによれば、ホテルスタッフ(正社員)の平均年収は353万円です。

 

厚生労働省の調査では、全職種を含めた平均年収は433万円であるため、比較すると低い傾向にあると言えます。

 

ただし、外資系ホテルや鉄道グループ系列、老舗大手は比較的年収が高いとされています。

 

年功序列で昇進するまで耐え続けるよりも、転職を機に平均年収の高いホテルや評価制度がしっかりしていて昇進しやすいホテルに転職することも、年収をアップさせる方法の一つです。

参考:国税庁「令和2年分 民間給与実態統計調査|国税庁」

 

 

 

転職前に見つめ直したいホテル業界の魅力

 

ホテル業界で働き疲れた方は、転職を機にホテル業界から離れ、他の職種を検討しているかもしれません。

 

しかし、ホテルの仕事には他の仕事にはない魅力がたくさんあります。

 

 

社会人としてハイレベルなスキルが身につく

ホテルの仕事は、一般的な接客業と異なり長時間お客様と関わり続ける仕事です。

 

同じ接客業でも、短時間でお客様を相手するショップ店員の接客スキルとは、別次元の高いスキルが身につきます。

 

常に高い接客レベルが求められ、その期待を上回るサービスを提供し続けたあなたの接客スキルは、ホテルでしか得られない貴重な技術です。

 

 

自分しかできないサービスを追求できる

ホテルの仕事に正解はありません。

 

お客様と会話するなかで、お客様とスタッフという枠を超えて自分の持ち味を活かしたサービスを提供できることもホテル業の魅力の一つです。

 

 

様々な職種が経験できる

ホテルには大きく分けて、宿泊・料飲・宴会・婚礼・管理の5つの部門があります。1人のスタッフが、複数の職種を経験できる企業も少なくありません。

 

一般企業であれば頻繁に部署を移動することは難しいため、様々な仕事を同じ企業に在籍しながら経験できる点はホテル業の魅力の一つです。

 

 

福利厚生が手厚い

ホテル業界は給料は安いですが、福利厚生が手厚い傾向にあります。

 

系列のホテルに安く宿泊できたり、他社のホテルに宿泊する際は視察補助金が出るなどホテル業界特有の福利厚生を実施してる企業もあります。

 

 

管理職・支配人になれば高収入が見込める

ホテルの管理職の年収は400万円~600万円、ホテル支配人ともなれば年収500万円から700万円を見込むことができます。

 

役職給にかぎらず、実力が評価されやすい外資系ホテルや、高級ホテルは大きな責任を伴いますが、高い年収が期待できます。

 

 

 

ホテルからホテルへの転職を成功させるポイント

 

転職における「成功」とは年収アップに限ったことではありません。

 

何を成功とするかは人それぞれです。自分が転職先の企業で何を求めているのか一度立ち止まって考えることが大切です。

 

自分のスキルを最大限に活かすことができ、即戦力人材として採用されやすいホテル業界に再挑戦する場合は以下の点に気を付けましょう。

 

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キャリアプラン方向性を見極める

ホテル業界におけるキャリアプランは、大きく分けて2つあるとされています。

 

1つ目は、ホテル全体を成長させる「ゼネラリスト」です。

 

幅広い知識と異なる分野の経験を兼ね備え、マネージャーや支配人としてマネジメント能力を発揮する役割です。

 

2つ目は、1つの分野に特化した「スペシャリスト」です。

 

特定の分野に関する深い知識と専門性の高いスキルを持ち、シェフやソムリエとして能力を発揮する役割です。

 

進むべき方向性を見定めれば、自分のキャリアプランがイメージできる企業に絞って効率よく転職活動を進められます。

 

 

 

スキルを磨いて自分を高める

転職まで猶予がある場合は、外国人観光客の接客もできるよう語学の勉強をしたり、ホテルの仕事に関連する資格の取得など、スキルアップに励みましょう。

 

資格は、自分のスキルを客観的に証明できる大きな武器となります。

 

ホテルビジネス実務検定やサービス接遇検定などを取得すれば、転職を有利に進められます。

 

 

転職エージェントを使う

ホテル業界は、従業員が辞めたタイミングや、事業拡大のタイミングで突発に求人がでる場合があります。

 

いつ希望の企業と出会ってもすぐに応募できるように転職活動は早めに開始し、情報収集できる環境を整えておくことが大切です。

 

しかし、1人でindeedやマイナビを常に検索し続ける方法は現実的ではありません。

 

ハッピーキャリアは、20年以上の業界歴で築いた太いパイプにより、「うちの従業員が〇月に退職する予定」などの情報をキャッチしているため、あなたの転職に有利な情報提供が可能です。

 

今すぐの転職でなくともサポートさせていただきますので転職相談窓口から気軽にお問い合わせください。

 

ホテル業界のホワイト企業の探し方

 

ホテル業界には、労働環境の悪いブラック企業がまだまだ残っています。

 

ブラック企業は、「熱意があれば昇給できる」などの精神論を強調して具体的な評価制度を明示しない、面接官が失礼な態度や言動をとる、面接時間が短いといった特徴があります。

 

反対に、ホワイト企業は応募者自身をじっくり知って見極めるために面接時間が長く、応募者に対しても丁寧に接します。

 

以上は面接に行かなければわかりませんが、ホワイト企業かブラック企業かが最も表れるポイントです。

 

面接に進む前に、募集要項でホワイト企業を選ぶポイントは労務管理です。

 

サービス残業禁止や有給休暇完全取得などを掲げている企業は、労務管理がしっかりしている傾向にあります。

 

加えてコロナ禍の影響から立ち直れていない企業は環境改善が遅い可能性があるため、転職する際は2020年以降の業績や、新しい需要に対する取り組みなどを調べるようにしましょう。

 

 

最適な転職先をハッピーキャリアが提案します

 

ホテルへの就職を考えている方は、ぜひハッピーキャリアにご相談ください。

 

コーディネーターが、履歴書のチェックや採用面接の対策などを行い、あなたの転職が成功するようにプロデュースさせていただきます。

 

ホテル業界はもちろん、異なる業界への求人も多数取り扱っています。ホテルの仕事で培ったあなたのレベルの高い接客スキルは、さまざまな職種で活かせます。

 

 

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