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調理師の転職成功レポート / 2021年08月30日

調理師の平均年収は?給料の高い職場も紹介します

冠婚葬祭、レストラン、病院など、さまざまな職場で働く調理師。調理師は、働き方ごとに平均年収が異なります。そこで今回は調理師全体の平均年収と、職場ごとの平均年収をご紹介します。

 

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調理師の平均年収

 

まずは調理師全体の平均年収をご紹介します。

調理師の平均年収は約330万円です。調理師は職場となる企業規模に大きな差があり、平均年収を大きく上回るケースもあれば下回るケースもあります。

また、下積み時代がある調理師は年齢別の平均年収にも差があります。平均年収は10代で約232万円、20代は約300万円です。30代になると技量も上がり、責任のある仕事も任されるようになるケースが多くなります。30代前半は約376万円、30代後半は約405万円と増加傾向にあります。50代になると40代と同じもしくは若干の増加も期待できますが、60代になると約330万円と減少傾向になります。

前述の通り調理師は働く場所が多種多様です。ここからは、結婚式場、レストラン、ホテルの3種類の調理師の平均年収をご紹介します。

 

結婚式場の調理師の平均年収

 

平均年収は約360万円です。

調理師のなかでも華やかな職場として人気の結婚式場は、他の職場に比べ平均年収が高い職場です。結婚式場のため休日は土日祝ではなく平日です。終業時間の遅い職場が多い傾向にあります。

 

レストランの調理師の平均年収

 

平均年収は約330万円と調理師全体の平均年収程度です。

レストランなどの飲食店では、運営企業により年収が大きく異なります。ホテル内のレストランなどの大手企業や早朝、深夜勤務であれば平均年収は高い傾向にありますが、個人経営などの勤務先では安くなってしまいます。

また、平均年収だけではなく勤務時間や休日の日数なども、企業により大きく異なるため、複数の求人から自分に合った働き方ができる企業を探さなければなりません。


ホテルの調理師の平均年収

 

ホテルも結婚式場同様、平均年収が高く約355万円です。

特に高級ホテルなどであれば年収がより高くなることが期待でき、料理長になれば平均年収が600万円以上になることもあります。早朝や深夜勤務も平均年収が高くなりやすいです。

また、高級ホテルで働いたという実績があれば、新たな職場に転職する際に前職の実績や能力を考慮し、より高い給与を得られる可能性があるというメリットもあります。

 

調理師の仕事内容

 

調理師の仕事は料理を作ることのみと思われがちですが、それだけではありません。食材の仕入れやメニューの考案、衛生管理なども含まれます。これらの仕事内容は勤務先や役職によって異なります。例えば食材の仕入れは業者に発注する場合もあれば、市場に足を運び直接目で見て購入する場合もあります。

下積み時代からさまざまな経験を積んだ上で、多岐にわたる仕事への対応力を身に付けておくことで、転職の時にも役立ちます。

 

病院や介護施設の調理師は年収が高い

調理師は給食センターや社員食堂などの職場もあります。しかしこれらの職場に比べ病院や介護施設は平均年収が高く、約360万円です。

病院や介護施設の多くはシフト制で、早朝出勤になることも少なくないことから平均年収が高くなります。また給食センターや社員食堂は、夏休みや企業の休日により長期の休みが複数回あるためその分年収も少なめに。一方の病院や介護施設では休みなく食事の提供が必要となるため、安定した収入が期待できます。

一方で職場の栄養士の指導のもと患者ごとにメニューが異なるため、高い対応力が求められます。

 

調理師の年収が低いのはなぜ?

ここまで調理師の平均年収をご紹介しました。

前述の通り調理師は他の職種と比べて平均年収が低い職業です。その理由は地域格差や昇給額の低さなどが考えられます。

 

調理師のなかでも比較的平均年収の高い結婚式場でも、都内と地方の平均年収には大きな差があります。また、地方には高級ホテルが少ない地域もあります。このような地域格差を考慮せずに平均値を算出するため低くなってしまっているようです。

 

さらに、さまざまな働き方で活躍できる調理師は、それぞれの職場により待遇が大きく異なり、昇給額も定まっていません。そのため長く働いても2,000円程度しか昇給しないというケースも少なくありません。

このような点から調理師の平均年収がなかなか高くならないのが現状です。


調理師免許など資格は転職に有利?

料理や食品に関する専門的な知識を持っている証明になる調理師免許は取得していなくても働くことはできます。しかし、正社員として働く場合は資格保有が就職条件となることも少なくありません。

これは転職の時にも当てはまるため、調理師免許を取得していれば選択肢を大幅に増やすことができます。さらに、職場によっては特別手当として、調理師免許を所有していれば給与を多くもらえる可能性もあります。

飲食業界で転職する際には、調理師免許のほかに栄養士や野菜ソムリエ、食育インストラクターといった資格も役に立ちます。調理師免許とともに取得しておくと、転職の際の選択肢が広がり、年収の高い職場を見つけやすくなるためおすすめです。

まとめ

調理師はさまざまな働き方があり、仕事内容も多岐にわたる職業です。平均年収は約330万円と低めですが、高級ホテルや病院などの高年収が期待できる職場を選んだり、料理長や店長になると高年収も期待できます。調理師免許をはじめ転職に有利な資格を取得し、好待遇の職場への転職に活用しましょう。

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